離婚する時に損をしない財産分与

離婚する時の財産分与について考えてみました

子どもたちへの配慮が感じられた山口達也さんの離婚会見

TOKIOの山口達也さんの離婚についてはこのブログでも一部触れていますが、このようにあの離婚を取り上げたははじめてだと思います(少し遅くなりましたけど…)。離婚会見からすでに日にちが経っていますが、もう一度この離婚について振り返ってみましょう。

離婚を決めてからの年数が非常に長かった

山口達也さんの離婚については、大部分の方が離婚に至った経緯は知っていると思います。そこで、あえて深追いはしませんが、離婚を決めてからの日数(年数)が非常に長かったこと、それがこの離婚の特徴です。だから、離婚についての話し合いを夫婦間で相当綿密に詰めていったということなのでしょう。

もちろん、三年の間、復縁の兆しが見えたこともあったのではないかと想像しますが、夫婦という縛りや暗黙の期待がこの夫婦には想像以上に重かったということだと思います。かえって夫婦という形態にこだわらないほうが、この夫婦には向いていたのかもしれません。

また、財産分与やその結果を公正証書でしっかり文書化していること、家族全員でそのシーンにも参加していることも、この離婚を特徴づけているところでしょう。

それでも、メンバーにも3年前に離婚を前提にした話し合いを進めていると打ち明けているので、あのような、清々しい離婚というのはジャニーズアイドルとして、そこに向かって進めていることをメンバーにも公言していたのだと思います。

子どもたちへの十分な配慮を持った離婚

また、大人同士の離婚とは言っても、犠牲を強いられるのはいつも子どもの方なのですが、達也さんの離婚ではその問題もクリアできています。

日本でも離婚件数が多くなったのは、むかしに比べて大人がわがままになったからではないかと思います。その狭間で傷つくのはいつも子どもです。それに目を向けることができれば、今より少しでも離婚は減るのではないでしょうか。

ただ、達也さんの離婚は実はこの点でも一般の離婚とは違っています、それなりに時間がかかったのも、離婚してからの住居や部屋を探すことだったようですが、それも、離婚後の生活に必要だから、じっくり決めたかったのでしょう。達也さんは、奥さんと子どもたちからつかず離れずのところを探して部屋を決めるのに、相当時間が掛かったと会見でも述べていました。

ともかく離婚はするけれども、子どもたちとの距離や、奥さんとの関係も特に変わらないということが、ファンをほっとさせてくれた会見です。

すべての離婚が山口達也さんのようには行かないとは思いますが、二人で作った子どもに悪い影響を与えない最低限の配慮は、私たちも見習うべきことではないでしょうか。